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カラダの声を聴く

原宿のサロンに通ってくださっている患者さんからの嬉しいお言葉。 「もっと鍼灸が普及してみんな自分のカラダにもっと目を向けた方が良いですよね!」 その方は鍼灸と出会って劇的に体調が変わったとのことで、それ以来自分のカラダに向き合い健康維持増進に取り組んでいらっしゃいます。 飼っているわんちゃんも一緒の布団から逃げ出す程の冷え性も改善され今年の冬は快適に過ごせたそうです。 「その時々で食べたい味が変わるって何か意味があるんですよね?」たまに出る素朴な疑問がスルドい!! 人は季節や環境から受ける影響などもあってバランスを崩すと必要なものを摂ろうとする。ひとつのカラダの声なんです。 東洋医学的には味も5つに分類され、それぞれと関わりの深い臓を助けると言われています。 酸(すっぱい)→肝 苦(にがい)→心 甘(あまい)→脾 辛(からい)→肺 鹹(しおからい)→腎 それぞれの味には作用がありバランスが重要です。その味が欲しい時は必要な時でもありますが取り過ぎは逆効果です。カラダのサインですのでそれに合わせた養生も合わせて気をつける必要があるということです。 例えば、すっぱいものが欲しい時、関係のある肝がダメージを受けてる可能性があります。肝はストレスに影響を受けやすい臓なのでちょっとストレス溜まってるかな〜なんて自覚できたりします。スケジュールを詰め込まずボーッとする時間を作ったりゆっくりお風呂につかったりストレスケアをする事で体調を崩す前に防げるというわけです。 もっと多くの人々に広まればいいのにという患者さんのお言葉に感激しつつ、こんな素敵な東洋医学をもっと多くの方々に興味を持ってもらえるようお伝えしていかねば!と改めて気合いが入りました(^^)